就労継続支援A型,富山市,日本社会福祉デザインセンター

デイジーとマリモ社長のつぶやき 日本社会福祉デザインセンター㈱ 就労継続支援A型 富山

富山市で就労継続支援A型事業を運営する日本社会福祉デザインセンター株式会社です。デジタルデザインを通じて障がい者の就労支援をおこなっています。

なぜ人には清潔感が大切なのか?夏を迎える前にチェック!

 

 

なぜ私たちが「働く」ときに、

服装、身なり、髪型など外見を整える必要があるのか?

 

 

毎朝、起床してから会社で働く準備をします。

 

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1、起床

2、寝床でぼぉ~とする。

3、洗顔・歯磨きをする。(+シャワーを浴びる)

4、着替える。

5、食事を作って食べる。

6、ニュースを見る。

7、今日の仕事をイメージする。

8、段取りを考える。

9、交通機関で通勤する。

10、出社する。

 

出社するまでの行動パターンは個々にあると思いますが、日々の段取りが大きく変わることはあまり無いと思います。

 

 そして出社してから退社までの時間、働いていると人は汗をかいたり、食べ物を食べたり、肌の表皮の脂でメイクが崩れたり、髪型が崩れたり、出社時よりも外見は変化していきます。通勤中だと交通機関を利用する方も多いと思います。電車などで他人と同じ車両に乗ったりしますし、職場では他人と一緒に仕事したり、まったく見ず知らずの方に、商品をセールスしたりもするわけです。

 

仕事で実績や評価をあげるときには、多くの他人と接する機会があり、男性でも女性でも「人に悪い印象を与える」ことが無いように気をつける必要があります。

 

会社で働く前に、自分の身だしなみに気遣いができない方、失礼な恰好で応対をする方は、評価を得ることはできません。

 

 

 

人の第一印象は大切だという話をよく聞きますが、対人関係ではどのような印象を与えることが必要だと考えられますか?

 

 

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人の心の働きを研究している心理学者の研究だと、印象の良い方は「明るい、笑顔が多い、誠実、清潔」は外せないようです。これはあなたがよく行く飲食店や、異性の好みなどでも同様だと思います。

 

 たとえばセールスマンであれば、高級外車やブランド品を販売しているようなお店だと、スーツ、靴、時計を身に着けている方が多く、どの方の身だしなみも清潔感があります。

 

 飲食店であれば、より一層、店舗の清潔さや、スタッフの服装の清潔さは意識せずとも当たり前に見ていますよね。汚い制服を着まわしているようなお店だと印象が悪く残ります。

 

 医療関係であれば、さらに清潔感を与える印象が患者にとって好印象を与えるという研究もあります。

 

どんなお店や会社でも、不衛生で、身なりがだらしなく、汚れた制服で、異臭を放つ方だったら・・・やはり印象が良くないですし、そんな相手からは購買意欲も無くなりますよね。

 

 少し想像するだけでも「身だしなみを整えること=社会で働く」必須条件になっているのはわかります。

 

そしてその評価は、従業員の評価としてだけではなく、会社全体のイメージを悪くします。スタッフの身だしなみは会社全体の身だしなみとイメージともなるんですね。 

 

そのため社員は「働く」ときには「身だしなみを整える」必要があるんです。

 

 

最低限の準備

1、清潔である

2、体臭や口臭など異臭を放たないように気をつける。

 

服装

1、黄ばみなど汚れの無い服装に着替える

2、定められた服装規定を守る

 

 

 特に対人関係において、第一は「清潔な印象」を保つことは大切で、不衛生な方やシャツが黄ばんでいたり、汗臭い、フロに入っていない方、異臭を放つ方などは、印象が悪くなりがちです。そのような不衛生な方や印象を与えてしまった場合には、多くの場合、一緒にいる他人を不快な気分にさせてしまうことでしょう。また人間は不衛生な方は「病気」を連想させることから、本能的に嫌ったり、避ける傾向があるようです。

 

そして。

 

自分の清潔さや、身だしなみは、「周囲や他人に対して気遣いをする。」という礼節の心を表している部分でもあります。

不衛生で人を不快にしても気にしない方は、細かい気遣いがデキナイ方という評価をうけ、同時に無礼な方だと思われるかもしれません。

 

 

職場では、メンテナンスも必要になる。

 

これから夏になると、汗をかきやすくなります。

男性の場合だと、身だしなみだけではなく「汗のにおい、口臭」にも、意識して一日の中でメンテナンスをしておくことも他人に悪い印象を与えないヒントになります。

コンビニなどで販売されている汗拭きシートや、口臭予防のブレスケアなどは、ティッシュやハンカチと同様に持っていると良いかもしれません。

女性の場合でも、メイクルームで化粧を直したり、脂を落として手入れをするなどは必要です。

 

 

自分のシャツの黄ばみや、汚れ、臭いなど、気にしてない方はいませんか?

 

会社では採用時に面接した服装が、最低限の身だしなみとなります。

 

 

細かい点ですが、身だしなみ、服装など入社時よりも劣化したりしていないか?

自分で確認してみましょう。

 

 

人の印象について、詳しく知りたい方は、下記のリンク先でもより詳しく説明がありますので参考にしてみましょう。

 

re-sta.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

障がいがあっても無くても、生きるために必要なお金をどうやって稼ぐか?必須スキル編

 

どうも。

あけましておめでとうございます。

 

 新年早々ではございますが、「生きろ!」というキャッチコピーを懐かしく思える方は、すでに大人・・・。

 

 

はぃ。

2019年もデイジーと共に「働く」を日々学んでいる私です。

 

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私たちは「働く」を考えるときにどうしても考えることがあります。

 

 

自分にできるか?できないか?

好きな仕事か?嫌いな仕事か?

やりがいのある仕事か?ない仕事か?

給料の高い仕事か?低い仕事か?

 

 

 

 自分の「働く」価値観は個人個人で異なりますが、自分へ問いかけをおこなって仕事を選択していきます。

そして当社に入社される新人社員の方は、「デジタルデザイン+IT活用」に関する仕事が「やりたい方」が多く面接を受けておられます。

いままでこの分野に全く興味のない方を面接したことはありませんでした。

 

 

当社を選んだ基準は?

1位、「やりたい」×「やりたくない」

2位、「できる」×「できない」

という方が多いのではないでしょうか?

 

 

これを下記のように分布図にしてみました。

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 「やりたい」ことと「できる」ことが、当社のデジタルデザインやIT活用の分野に合うことで入社されているということですね。

上の分布図でいうと、AかBの位置にある方が集まった会社です。

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 CかDの方はおられないと思いますが、もし「できない」し「やりたくない」仕事であれば、それは職場とミスマッチしていますよね。

仕事選びの条件は様々ですが、概ねAかBの仕事で条件の良い会社を選択したほうが働きやすいものです。

 

 

 

しかし

 

 

 

ここで、少し注意点もあります。

 会社で働き始めて「やりたい」⇔「やりたくない」という仕事に変化する場合もありますし、「できる」⇔「できない」ことに変化します。

後者は入社したときは「できない」(Bの位置)にあり、「できる」(Aの位置)へ変化するのは上司、仲間、取引先、組織の基準など他者評価によってのみです。 

 入社するときは自分でデキル ⇔ デキナイを判断しているのですが、入社したあとは「他者評価によってのみ変化する」ということを理解しておく必要があります。

 

 また会社から「期待される仕事の結果」を出せた方のみ仕事が「デキル」と評価されていきます。 他者の評価があると、職場で働き甲斐を感じますし他者評価のデキル評価が高い方は、会社で「働く義務」を果たしているとも言えます。

さらに働きながら、デキル評価を積み重ねていきAのポジションをより右に高めていくと、収入が増えるステップをクリアしていることになります。

 逆に考えると、自分の評価と他者の評価が大きくヅレていたり、できないことが多いと、組織や仲間や上司とうまく働けない原因ともなります。

 

 社会の仕事の多くは、他人から評価されることで対価を得るわけですから「他人との関わり方」や「他人との仕事の進め方」を習得することは、仕事が「できる」ための基礎スキルとなるのではないでしょうか。

 また社会や組織の中で、自分の立ち位置や役割を考え、どんな働き方をしているか自分を客観視できる能力が高いと、他者の「期待値を超える仕事をする」ことができるようになっていきます。

このようなデキナイからデキルへ変化を起こすためには、他人との関わり方に関するスキルを習得する必要性があります。

 

日ごろの何気ない会話の積み重ねや関わり合いの中で能力は発達します。

もし自分を客観視してみてスキルが足りてないと感じる場合は、まずはじめに「デキル人の会話の仕方」を勉強してみるのもよいのではないでしょうか?

 

会話テクニックは、仕事がデキルために必須スキルとも言えますし、 一生、人生に役に立つスキルとも言えます。

 

 

では、また別の機会に。

皆さんと「働く」を考えてみたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

症状コントロールと、職場適応力について。

 

 

はいどうも~。

晴天で気持ち良いときは、外に出て緑の景色をみて心を癒したい。

そんな心にゆとりのある人生がほしいデイジーです。

 

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さて。

 

 

最近、季節の変わり目で、体調を崩しやすい時期です。

NSDCでも、いつも元気な仲間がぐったり疲れているのを見ると心配ですね。

本来ならそういった体調管理のことも研修カリキュラムに入れたいとこではありますが、残念ながら当社の専門分野ではありません。

デザインや日常業務のこと、組織で働くための経験は可能です。

 

しかし社会では、自分の体調管理や、症状の管理を学習できる機会は皆無です。 

働きはじめると、職場で「症状や体調が変化する」という経験はできますが、それぞれの対処法は各自にお任せするしかありません。現在のところ、かかりつけ病院で訓練をうけたり、お医者さまとの対話の中で専門知識を広げて、自分で探していただくしか方法がありません。

 

一般的に、会社で「働く契約」をするということは、「健全な労働を提供する」という義務を負います。そのため体調管理は自分でデキルという責任も負います。

 

障害の症状が日常的に表れる方は、職場でどのような対処をして働くのか?

事前に自分で理解しておく必要がありますよね。

「体調が悪くなると働けない」という状態の方は、多くの企業では採用されません。NSDCの就労Aでは、体調の変化を経験をすることも実務経験のうちだと判断しています。症状が悪化している状態でどのような働き方をするのか?所属する組織、仲間とどんな事前対策が必要なのか?

 

 症状の悪化に伴う働き方を、ご本人、病院、支援員など外部の支援者と連携して、対策を練っていきます。

 

 

 

1、症状が悪くなっている時は、どのように働けるのか?

2、どうしたら自分の業務に支障がでないようにできるか?

3、何が起きたら、どこの誰に相談するのか?

 

 

多くの企業でも、体調不良がある場合には「雇用契約の見直し」、「休養」、「退職」などを相談することができます。

また「働く」ことが心理的ストレスになる場合は、ご自身の判断で専門機関によるカウンセリングも受けることができます。NSDCでは提携している専門家によるカウンセリングを受けることができます。(※無料サービス)

 カウンセリングでは、誰にも話せないことが聞いてもらえたり、自分だけで抱えている秘密なども話すると意外と心理的に気持ちが晴れてすっきりするものです。

 

 外部カウンセリングの利用や、体調の自己管理についてのご相談は、各支援員までお気軽にご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

仕事は、どこまで「教えてもらう」のか? 求職者 研修生向け nsdc 富山 就労A

 

どうも~

夜は、水風呂に入って、即寝!。

 

そして、夏は、やりたいことだらけのデイジーです。

庭のプールに飛び込みたい!バーベキューやりたい!花火やりたい!かき氷食べたい!

大岩のソーメン食べたい!マックでカルピスシェイク飲みたい!

未来のミライを観に行きたい!ミッションインポッシブルも観に行きたい!

 

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やりたいことイッパイ。

だから、夏は楽しいのかね⁉

 

 

さて今日は、新人スタッフや研修生や求職者の方に、当社の人材育成の方針についてご説明させていただきます。

  

※のちのち、このブログ記事もわかりやすく挿絵などで図解されるかと思いますが、今日は文章で書いていきますので難解になったらすいません。

 

 

 

本日のテーマは、

どこまで「教えてもらう」のか?です。

 

当社では「デザイン」と「情報発信」を基軸にした業務を行っています。

社会で働いたことの無い方も採用するので、ビジネスマナー、コミュニケーション、社内ツールの利用、デザイン、専用ソフトの使い方、データ入力などの訓練を受けている方が多いとは思いますが、実はカリキュラムで設定される課題の多くは、基礎レベルに限定されています。

 

 ここで言う「働く技術」は、デザイン能力やソフトが使えるとか知識がある。といった製作スキルや技術レベルの話ではありません。

 

 組織や社会で、他人とどのように関わるか?働くためにどんな自己管理をするか?どんな意識をもって職場で働くのか?など社会で働くために必要な知識と技術を学びます。

 

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社会で働く技術を10段階中の10~だとすると・・・・。

当社で「教える」働く技術は①~③段階で想定しています。

 基礎的な「働く技術」を学ぶと、次に実務経験を積む課題が与えられたり、実際の業務に参加することになります。実務経験レベルに上がると10段階中の④~⑤段階にまでステップアップします。

 新人スタッフがNSDCで「教えてもらえる」技術や知識は、⑩段階中の⑤段階で修了します。

 

ではその先。

⑥~⑩段階までの働く技術はどう学べばいいのでしょうか?

⑥~⑩段階までは、会社から与えられる業務を「一人でクリアできる」ようになったデキルレベルの方になっています。

 

 

このレベルになると、日常的に会社の業務が割り当てされていきます。

 

 その業務は「自分で経験したことが無い」ことだったり、「自分でデキナイ」と思う難易度の業務も割り当てられます。

 職場ではデキルかデキナイか?を評価しているのは常に他人からの視点であり、同様に「仕事を任される」ことも他人からの依頼によって成立します。人から仕事を依頼される「信用」と「評価」を積み重ねると、「デキル」と評価されることが増えていき実際に「デキル」ことが増えていくということです。

 

 ですから、はじめは「デキナイ」業務を経験して、それをどうやってあなたが「デキル」に変えていくのか?が、⑥~⑩段階までのデキルレベルの訓練目標となります。

仕事の多くは、デキナイことをやってデキルを増やす段階があるわけですから、最初は難易度が高く、上司の指示や業務内容に疑問を抱くことがあるかもしれません。

 

 

しかし、安心してください。

 

 

デキナイことをデキルに変える訓練は、どんな企業で働いたとしても同じ経験をすることになります。それはあなたの「働くスキル」が成長する大事な時期とも言えます。

 

 

その大事な⑥から⑩段階目のデキルレベルをあげる方法は・・・。

「教えてもらう」から「自分で学ぶ」に切り替える時期でもあります。

 

⑥から⑩段階までは、新人スタッフの多くが、自分の業務に不安を感じたり、疑問や不満を感じることがたびたびあります。

 

 ですがよくよく考えると、世の中はデキナイことだらけの社会ですから、今更悩む必要もありません。デキナイことがあったら、自分で学んでデキルようになる姿勢が求められます。

 また求められた業務の結果を出す方法は、やり方は一つじゃないという経験をするのも⑥~⑩段階で学ぶことになります。

 

 

人から学ぶのではなく。

自分で選択肢を考え、結果を出すことが求められます。

 

結果を出すために、必要な知識があれば、自分で学ぶ。

結果を出すために、必要な技術があれば、自分で身につける。

  

社会で活躍しているプロのアニメーター、デザイナー、イラストレーター、プログラマーWEBデザイナー、ディレクターもDTPオペレーターも・・・。

 

 

「自分で学ぶ」ことを学ばずに、「デキル」に辿りついた方はいません。 

 

 また当社では、採用時に⑤段階目の「働く技術」をすでに持っている方に、業務を担当してもらうことを前提に障がい者雇用を行っています。

「教えてもらう」から成長して「自分で学ぶ」の境目に立つと、ようやく当社で業務を担当する社員として認められたということにもなるのです。

 

 

みなさんの「働く技術」は、いまどのレベルですか?

もし①~③の基礎カリキュラムですか?

④~⑤?それとも⑥~⑩の間にいるのでしょうか?

 

 

 

 自分の「働く技術」レベルによって、意識しなくてはいけないことが変わりますので、疑問や不安があったら、アシスタントなどに相談をしてみてください。

 

 

 

最後に、今後3Dプリンターや、大判プリンター、立体映像、3D投影機の機材も導入される予定です。

そのとき、今よりもデキナイことがたくさん増えると思います。

「デキナイことをデキルに変える」って、働く楽しみってことですね⁉

 

 

では、また全体研修の課題にしますね。

閲覧ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デキルとデキナイの仕事の評価基準とは?

 

はい、どうも~

デイジーです。

 

いつも研修生のみんなの悩みを、なんとか解決できないかと悩んでる私です。

悩みを解決するために、自分も悩むんですから、悩みの数は世の中でどんどん増殖しているんですかね。研修生が悩んで、デイジーが悩んで、マリモ社長が悩んで、これを読んだ研修生がまた悩んだら・・・・。

 

これ恐ろしいダークエネルギーを産みだしそうですね!?

 

 

 

 

さて、今回のテーマは・・・・。

仕事がデキルと、デキナイの「デキル/デキナイ」の差って何なのか?

 

 

そのデキル基準⁉について考えてみます。

 

 

 実はデキル基準を知ってることって、社会で働くときに大切なことでして、デキル基準を知らないまま他の会社の人や、友人や上司と話しをしていると、ヅレたことを言ってしまったりします。また知らないことが原因で、一人で悩んだり、混乱したりすることもあるかもしれません。

 

このデキル基準は、曖昧ではなく、すごく明確です。

 

 

それは・・・・。

他人が、あなたの仕事をデキルと評価したとき」です。

 

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はい、そうなんです。

自分でデキルと評価したときではなく、他人がデキルと評価したときなんです。

 

 

 さらにいうと多くの職場では、自分が満足した作品やデザインをしたときではなく、他人があなたの仕事に満足し、その仕事に「報酬を支払ってもいいなぁ」と感じたときにデキルとなります。

 

 

私たちの「仕事」は、

他人に評価されて、その「報酬」が得られることで「デキル」となります。

 

 

つまり「仕事=報酬=デキル」となり、これにはレベル差もあります。

デキルレベルが高いと、高い報酬を得る機会が増えます。

デキルレベルが低いと、低い報酬で働くしかありません。

 

 

 あなたが担当した仕事が、100円なのか?1000円なのか?10000円なのか?は、自分で決めるんではなく他人で、主に上司やお客様が決めます。たとえ自分が満足できるデザインや製作物を、「これ10000円のものです。」とプライスをつけても、他人がその価格に納得しなければ売れませんし評価も得られません。

 

 

「デキル」は、他人から良い評価を得る仕事が達成できるときにデキルと言います。

 

 

少し乱暴な言い方ですが、

これは働くうえで知っておく必須項目となっていて、あなたの仕事の「デキル/デキナイ」は、上司や、お客様が評価をしているということです。

 

 

これは社会の原則でもあって、

常に他人によってのみ「デキルレベル」の評価はされているということです。

 

 

 ですから、デキルレベルを上げるために、当社では新人スタッフで採用した方(研修生)の皆さまにも、価値の高いデザインや製作物を納入し、「良い仕事」を「デキル」ようにカリキュラムを組んで育成することを目指しています。

 

 社会では自分でデキルと評価した仕事と、他人からデキルと評価された仕事では、全く意味が異なり、それが仕事のデキルレベルと、報酬に直結します。

 デキルレベルを上げるためには、最低限の業務がこなせる「デキルレベル」を評価されるカリキュラム達成と、社会でデキルレベルを認めてもらえる実務研修の数をこなすこと。デキルレベルを上げるための自主訓練も必要です。

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研修生のデキルレベルがあがると、会社のデキルレベルも上がります。

会社のデキルレベルは、みんなのデキルレベルに左右されます。

会社が高い報酬を得る仕事ができれば、研修生の報酬も高くなります。

デキルレベルが低ければ、低い報酬しか得られません。

 

 

デキルレベルが低いときに、高い報酬を得ようとしても。

デキルレベルが低い方に高い報酬を払う人はいませんよね。

 

 

自分でデキルを評価するのではなく、

他人からデキルを評価されるために、何をすべきか?

 

 

このやり方がわからままでいると、組織や取引先にヅレた発言をしたり、働くときに「悩みの種」を生むことになります。社会でも会社内でも、デキル評価デキルレベルを向上させることが、高い報酬を得る唯一のルートですので、たまにはこういうことも考える時間も必要ですね。

 

 

では、これも次の全体会議の研修課題にしましょう!

 

 

ではでは~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千尋に学ぶ。スキル・学歴・経験のハンデを克服する働き方。

 ※こちらのブログは、富山市にある日本社会福祉デザインセンター株式会社(nsdc.inc)の日々の活動を地域の方へご紹介をさせていただくブログですが、実は社内の研修生や従業員も見るためのブログです。業務連絡的な内容も含みますがご了承ください。

 

  

 

 

はい どうも~。

デイジーです!!

 

 

 

 もしユーチューバーのノリとテンポの良さを「デキル」ようになれば・・・人生の困難の多くは、なんとなく乗り切れちゃうんじゃないだろうか?と、最近考え始めている入社3年目のNSDCマスコットキャラクターです。

 

  

さて。

今日の本題ですが。

 

 

昨晩、テレビ番組の録画を整理していて。

千と千尋の神隠し」をあらためて観ていたんです。

  

  

社員は全員知っているかもしれませんが!?

マリモ社長も大好きなジブリアニメ映画ですね。

 

  

 あのストーリーって、子供が社会に出て、働いて自立するっていう過程を、経験を積みながら成長していく、千尋の変化をよく表現しているなぁと思うんですよね。

 

社内でも「働く」は、いつもテーマにしています。

今回は、千と千尋を通じて「働く」で感じたことを記事にしてみました。

  

 

物語は、湯婆ばという絶対的な存在によって進行します。

千尋にとって「働く」ということは、自分の好きなことや、誰かのためではなく、自分が「生きるために働く」という前提でストーリーが始まります。

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 湯婆ばは「働かない=動物に変える」らしいので、もしかしたら、その動物は最終的にあの料理みたいに八百万(やおよろず)の神様たちの食事になっちゃうのでしょうかね。

 

ともかく千尋は「生きるために働く」を選択するわけです。

千尋の状況で、働くについて考えてる余裕なんてありませんね。

 

  

湯ばあばは言います。

「なんであたしがおまえを雇わなきゃならないんだい!?見るからにグズで!甘ったれで!泣き虫で!頭の悪い小娘に、仕事なんかあるもんかね!」

  

 

そりゃそうです!

特別なスキルは無いし、職場経験もありません。最終学歴は小学生です。

  

 

それでも「生きる」ために必死に「働かせてください」というのが千尋です。

そして契約書を出して、千尋が署名するとすぐに働くよう指示を出します。

 

 

「その代わり嫌だとか、帰りたいとか言ったらすぐ子豚にしてやるからね・・・。」

※退職理由が自己都合だと、子豚にされるって鬼畜な契約です。

 

 

しかし千尋が契約書に署名して、すぐ働きはじめるなんて現実的ですね。

 ここで千尋ちひろ)は、名前の一部を取られて千(せん)になります。先日の記事でもでてきましたが、職場で働くキャラクター、つまり湯屋で働く千というキャラクターになったというところでしょうか。

 千尋が交わした労働契約書には、契約内容の詳細は記載されていないようですので、賃金が払われているかはわかりませんが、千尋は働くことで食事や寝る場所も与えられています。湯屋では住み込みで働くんですかね。

 さらに労働契約が成立したおかげで、他の妖怪や神様から命を狙われたり、食べられることもなくなったようです。

  

 

その後・・・。 

 

 

千尋は他のみんなと同じように共に働き、職場での働き方を学び始めます。

研修期間はありません。

いきなり実践のサービス業です。

それは失敗も苦労もあるだろうけど、契約後はいきなり即現場投入されます。

 

 

しかし千尋は文句も言わず、必死に現場で働き続けるのです。

 

「やりたくないことはやりません。」

「その仕事は自分にあいません」

「経験がないので無理です。」

「ほかのデキル人に頼んでください」

 

というような何かに理由をつけて、自分に与えられた業務を、自分の都合で変更しようと試みる「ゆとり世代」の小学生ではなかったんです。

 むしろ千尋は、他の人がやりたくないような困難で汚い業務を任されても、自分なりに一生懸命こなそうと努力して成長していきます。

 

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これ。

もう立派な天性のスキルです。

 

素直に一生懸命」スキル発動!

そんな千尋には周りとの信頼関係が築けて、助けてようとしてくれるキャラクターも増えていきます。

 

 

 そう一生懸命仕事したり、人助けができる人は他人との信頼関係を築きやすくなります。これは職場で働くだけではなく、人生で大切なことです。人生でも会社でも、周りに助けてくれる人が少ないより、多いほうが人生の可能性は広がるし、楽しくなるものですよ。

 ここで考えるんですが、千尋が「素直じゃなく不真面目」であれば、もう湯婆ばじゃなくて、ウチの会社でもお断りですね。

   

 

 そして千尋湯屋でみんなと同じように働けるようになると、心に少し余裕がでてきます。「お父さんとお母さんを元通りにして、元の世界に戻る」という本来の目的を明確にしていきます。

 そんな千尋は、途中で登場するカオナシの誘惑にも全く乗らず、心のあるがままに全力で一生懸命働いて神助け?人助け?をしていきます。

 

 

その過程で、湯婆ばの双子の姉妹も出てきます。

銭婆もそんな必死な千尋を助けようとしてくれる一人です。

 

「おまえを助けてあげたいけど、あたしにはどうすることも出来ないよ。この世界の決まりだからね。両親のことも、ボーイフレンドの竜のことも、自分でやるしかない」

 

全て自分でやるしかないのが、この世界の決まり

  

 

そうですね。

自分でやったことでしか、自分の人生は変わりません。

現実でも、やったことでのみ結果で人生が変わるのが世界の決まりです。

 

 私のようなイメージキャラクター、スタッフ、研修生のみんなも日本社会福祉デザインセンターでどう働くか?どう生きるか?どう学ぶか?など、自分で多くの選択しているわけです。

 

  

ウチの会社では、

全ての社員が、毎日デキナイことをデキルように頑張っていますよね!?

 

 

もし千尋のように。

スキル、経験、学歴が無くても。

1日1個のデキルが増えれば、

一年後には365個のデキルことが増えています。

 

 より困難な課題(デキナイ)があればあるほど、自分の成長が期待できますし、評価も結果も変わります。あなたが1日1個のデキナイをデキルに変えることが難しければ、3日で1個のデキルであっても1年後には120個のデキルに変わっています。

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そんなデキルを目指す毎日って。

すごく素敵で幸せなことじゃないでしょうか?

デイジーは、お金を得ることよりも、

そういう学びの時間を、過ごせることにすごく魅力を感じますよ。

 

 

当社には自分が千尋だったら物語冒頭で即終了。

子豚誕生!って方はいませんよね!?

きっと「素直で一生懸命」スキルを持った方が多いと思います。 

 

 

では、このお話しの続きは、

また別の機会に「研修テーマ」にしましょう・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新人スタッフの課題。「職場の常識」という価値観について。

 ※こちらのブログは、富山市にある日本社会福祉デザインセンター株式会社(nsdc.inc)の日々の活動を地域の方へご紹介をさせていただくブログですが、実は社内の研修生や従業員も見るためのブログです。業務連絡的な内容も含みますがご了承ください。

 

   

   

 

はい、どうも~。

みなさん こんにちは。

NSDCの社長をさせていただいているマリモです。

本日は、新人スタッフへ向けたブログ記事となります。今回は「働く」を考えるために、いつもより重要なテーマについて触れています。従業員の皆さまの「働く」を支えるテーマですので、日ごろ何気なくやっている業務について、少しでも考えていただくきっかけにしていただきたいと思います。

 

 

 

いきなり本題ですが、

「働く」ということは、働いた対価として報酬が得られる権利が発生します。

しかし、この権利を得るためには「義務」を果たすことが必要となります。

 

 

 この義務を理解するうえで、「労働契約書」や「就労規則」は最低限の内容しか記載されていません。たとえば体調管理を万全にして、症状をコントロールして、気持ちを高めて、遅刻や欠勤がないように職場に来てください・・・・。などとは説明文はありませんよね。自分の業務をこなせるスキルが無い場合は、自分の時間を使って練習したり、勉強して必要なスキルを身につけてください。とも書かれていませんし、時間前に会社に来て待機しておきましょうとも書かれていません。

 労働者にとって「健全な労働」を提供することが、義務であることは社会の暗黙の了解であり、それは障がいがあっても免れることはできません。労働契約書や就労規則の内容を守ることは最低限の「労働」の前提であって雇用契約が行われます。

 これに加えて、会社や社会に存在している「暗黙のルール」を理解していないと、所属する会社や組織で自分に「権利のない」ことを要求をしてしまったり、やる気のない社員と評価されたりして、ストレスをため込んでしまいます。

 また会社にとっても、あなたの要求や行動が「社風に合わない」とか「コミュニケーションが取れない」とか「自己主張が激しい」など、組織内でストレスになる場合もあり、これを雇用のミスマッチと言いますが、雇用主にも労働者にもトラブルの基になって不幸な出来事と言えます。

※ちなみにNSDCでも労働契約は原則同じ効力をもちます。しかし障がいの症状が悪化している場合には、本人の意思、医師の判断、会社の判断を交えて、勤務内容、就労時間、休日の変更などを相談して臨時対応することができるようにしていますのでご安心ください。

 

 

 

では、会社の暗黙のルールとはなにか?

それは組織内で形成される道徳、マナー、社会規範、経営者や組織の考え方といった、共有される「価値観」から生まれた行動規範や業務のことです。

これが「職場の常識」といわれる暗黙のルールとなります。

 職場の常識は、業務上その職場で起こる、または起こりうる出来事を、まだ経験していない新入社員の時点では全く理解できないものです。社長が指示して誕生する場合もありますし、社員同士の間にこうしよう、こうしたいという理想の職場の姿を描くことでも職場の常識は誕生します。

 自分の所属する会社には、少なからずそういった「職場の常識」が存在することを理解しておく必要があります。また多くの常識は、それぞれの会社の職場環境で形成されていくので、自分の経験している常識とはかけ離れた常識を持つ会社も当然存在します。ですから、たとえ転職した就職先が、あなたの持つ「職場の常識」の範囲と異なる場合でも、何も疑問を持つ必要はありません。

  

 

会社の数と、同じ数の「職場の常識」が存在するんです。

 

働くとは、それぞれの会社の常識に適応しながら労働するということです。

 社会で働く義務は、労働契約、就労規則を守ることが最低限の義務であり、健全な労働を提供することと、それぞれの「職場の常識」に適応して日々の業務を行うことも求められます。

 

 

ここで、職場の常識に関して、少し例を出して考えてみます。  

例)「朝一の朝礼で、全社員の前で社訓を読み上げる。」

という職場の「常識 」があったとします。毎朝、全社員が一人一人担当が変わっていき、いづれ新入社員も担当するわけです。

 

 想像してほしいのですが、全社員の前で社訓を読み上げる行為を一度も経験していない新人スタッフにとっては、これがけっこう恥ずかしかったり、嫌だなぁと思ってしまうこともあります。では新入社員は、自分が恥ずかしいからといって、その業務を断ることができるのか?

 その朝礼の社訓読み上げが、会社の職場の日常業務であり、全社員が担当を持ちまわりしている場合には、これを断ることはできません。トイレ掃除の当番と同じようなものです。あなたにとっては恥ずかしい業務でも、他の会社で、すでにこのような労働を経験済みの新人スタッフにとっては「この会社もこういうことをしているんだなぁ」ぐらいしか思わないものです。

 ものごとの価値観は人それぞれ異なり、働くという点でいうと、多くの会社の常識に適応できる能力が高い方ほど、働きやすく、評価も得やすい能力を持っていることになります。 

  

 労働の権利と義務の視点でも、社訓読み上げという行為が、労働契約や就業規則に書かれていない場合でも、上司は会社の組織運営のために必要な命令として、新入社員に命令することができますし、あなたの「報酬」にもそれが含まれています。

 たとえ社員研修の時点や、雇用契約の時点で、そのような労働が書類に明記されていなくても、事前に知らされていないとしても、日常の業務範囲内で発生する労働として認めらています。

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 こうした職場の常識は、仕事の進め方、業務報告、トイレの使用方法、掃除当番、備品の買い出し、電話の掛け方、上司との会話の仕方など、職場のありとあらゆる場面で存在しており、多くの職場で職場経験を積んでいる方ほど、職場の「常識」への適応力が高くなります。

 

 

 NSDCでは中小企業の「職場の常識」に適応する「適応力」を、最低限の範囲内ではありますが実務経験を積みながら習得できるようにしています。掃除当番やゴミ出しの当番、休日や出退勤、業務報告、データ管理手法などがその範囲です。それらの業務の範囲でも当たり前のように「常識の範囲」と考える方もいれば、自分の常識とは違うと思う方もいるのです。

 新人スタッフの皆さんの中には、当社に来て初めて経験して「職場の常識」を習得している方もいますし、他社で経験した常識と、当社の常識の違いに戸惑っている方もいます。

 

 

 今回は、それが何が原因でそうなっているのかについて考える機会としてブログ記事としました。そしてもうひとつ、新人スタッフのみなさんと、共有しておきたい常識について記載しておきます。

 

 

それは、あなたの業務の「評価」は、会社がおこなっているということです。

 

 

 これは会社の常識ではなく、社会人として理解しておくべき「社会の常識」となります。もし自分の評価と、会社の評価が大きくズレている場合は、まだあなたは社会の常識について経験が不足しているか、適応できていないのかもしれません。

 こうした常識という価値観のズレは、どのような内容で、どのようなズレがあるのかを、上司と話しあったり同僚と会話したり、友人や親との会話の中で、他人と常識とすり合わせしていくことで、自分の価値観を適切に修正していくことができます。

 改善に向けて一人で悩む必要はなく、むしろNSDCではあなたの環境への適応力についても向上するための相談や、社内で困っている方がいれば、社員同士で働く常識に関して交流するための機会をつくったりもします。 

  

 

 職場や社会の「常識を習得する」というスキルアップを怠ったまま社会で働きはじめると、どんな職場でも他の従業員や上司との常識がヅレたまま働くことになり、ストレスが生まれ、対人トラブルが発生しやすくなります。

 転職を繰り返す方の多くは、こうした目に見えない課題へ取り組む姿勢や、考え方が育まれていない場合が多く、「自分の価値観」で「自分のことを評価する」傾向があります。職場のミスマッチは、雇用主にもあなたにとっても双方に大きな負担になりますので、まずは自分の適応力を磨くことからはじめましょう。

 

 

NSDCでは、「働く」をゼロから学ぶ機会を提供しています。

 

 新人スタッフのうちに、NSDCで職場への適応力を磨き、最低限の職場の「常識」を習得し、他者からの評価を得やすい労働を提供できるようになることが、新人スタッフにとって目に見えない課題でもあります。

 

 

今回は新人スタッフが経験する、目に見えない課題についてのお話でした。

※この記事の内容は、新人スタッフのコミュニケーション研修のテーマとなります。